時間をかけてやっと注文建築が完成いたしました。
手づくりの『逸品』物のお家です。
2階の窓手摺りは、デザインはもとより大きさ太さ色などを吟味して出来上がりました。
外壁は、プロバンス風の外壁で漆喰を塗っています。材料は鉱物でそれぞれ色が違います。
ヨーロッパの方は年月が経つにつれ味わいが出てくるのを楽しんでいるようです。
内装は、ひと手間もふた手間もかけました。廊下と階段の幅はそれぞれ広くなってます。
壁は珪藻土ですが、固めるためのつなぎ材は食べる「オクラ」を使って硬化させています。
化学物質を使ったつなぎ材(接着剤)では、せっかくの自然素材である珪藻土がだいなしになってしまうからです。
床と腰壁は、柔らかい桐を使っています。
よく柔らかいとキズが付きませんかと言われますが、私たちは人が傷つきにくい方がいいのではないですかと答えます。
同じ種類の材料を使うにしてもこだわりがあります。
収納内は、もちろん桐です。防虫効果は昔からのお墨付きがあります。
しかし、桐ならなんでもいいということではありません。
桐の防虫効果は「タンニン」という成分が含まれているからですが、欠点は黒くなることです。
それを抑制するために薬漬けにしてる桐がよくあります。薬漬けにした部屋には入りたくないですね。
私たちの家づくりは、「おいしい空気の吸える家」です。
ロフトは、部屋として十分使えるほど快適です。実は屋根のつくりかたに秘密があります。
「宇宙服の技術が取り入れらている銀色の素材!」と屋根の構造がポイントです。
それと忘れていけないのは空気の流れ。
ロフトの場合、窓に制限があるので風の吹き抜ける窓配置設計が必要です。
そこで自動開閉式の天窓があると便利です。風は吹き抜けます。
今回は22坪の土地ですが、設計次第で快適な二世帯住宅にもなります。
私たちは快適な家づくりのお手伝いが出来るよう日々考え実行しております。
そしてお引き渡しした後も「明友建設で建てて本当に良かった」という声をいつも聴きたいと思っております。
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