ホルムズ海峡封鎖と住宅価格への影響。断熱材40%値上げの衝撃のなか、今家を建てるべき理由とは?

こんにちは!練馬区で地域に根ざした家づくりを続けている明友建設の池田です。

最近、ニュースでも大きく取り上げられている中東情勢やホルムズ海峡を巡る問題。
実はこれが、私たちの暮らしだけでなく、これから家を建てようとしている皆さまの「住宅価格」や「住宅ローン金利」に直結する非常に深刻な事態になっているのをご存知でしょうか。

「資材が値上がりするなら、家づくりは落ち着くまで待った方がいいの?」
そんな疑問や不安を抱えている方に向けて、今住宅業界の足元で何が起きているのか、そして私たちはこれからどう家づくりを判断すべきなのか、プロの視点からホンネでお話しします。

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突如発表された「断熱材40%値上げ」の衝撃

住宅業界に激震が走ったのは、大手メーカーから届いた一通の通知でした。
私たちが家づくりで使用する石油系の断熱材が、一気に「40%値上げ」されるというのです。

金額が1.5倍近くになるということは、家一棟あたりに使う断熱材の量を考えるとかなりのコスト上昇になります。
そして、大手が値上げに踏み切れば、他のメーカーも追随してくるのは間違いありません。

なぜこれほど値上がりするのかというと、大元にあるのが「石油(原油)」の輸送問題です。
中東のホルムズ海峡が通れないとなると、石油を日本に運ぶために遠回りをしなければならず、莫大な運賃(輸送コスト)が上乗せされます。
さらに深刻なのは、お金を出しても「そもそも材料が手に入らない、在庫がない」という、かつてのオイルショックのような状況に陥るリスクさえあるということです。

石油は断熱材だけでなく、高熱費や服、ビニール、パッケージにいたるまで、あらゆる建材の一次・二次製品の原料になっています。
そのため、建築費そのものの押し上げを避けることは極めて難しいのが現状です。

物価上昇が引き起こす「住宅ローン金利」の引き上げ

影響は、目に見える資材の価格だけにとどまりません。皆さんが組まれる「住宅ローン」にも大きな変化が起きています。

世界的な物価高騰(インフレ)を抑えるため、日本でも金利を引き上げる動きが加速しています。
ほんの少し前までは、変動金利で0.3〜0.4%台という超低金利の金融機関が当たり前のようにありましたが、今や多くの銀行で1%を超える動きが目立ってきています。
中には、変動金利でありながら1.9%といった提示をする金融機関も出始めています。

住宅ローンの金利は、一般的に「申し込んだ時」ではなく、家が完成して融資が実行される「最後(実行時)」の金利が適用されます。
資材不足などで工事の期間(後期)が伸びてしまい、その間に金利がさらに上がってしまうと、毎月の返済額にダイレクトに影響してしまうのです。

明友建設がウッドショックや資材高騰時に守り抜いた「約束」

これほど急激に物価が変わると、「契約した後に金額が上がったらどうしよう」と不安になりますよね。

多くの住宅会社の契約書には、誰も予期できない災害や過度な資材高騰が起きた場合、着工後であってもお客様に増額を要請できる特約が含まれています。
実際に、契約後に「すいません、上がってしまったのでプラス300万円になります」と言われたという話を耳にすることもあります。

ですが、明友建設では、過去のウッドショック(木材高騰)や半導体不足による大打撃の際、お客様とのご契約金額から「1円」も値上げをせず、すべて自社内でコストを処理してお引渡しをしました。

もちろん、会社としては非常に苦しい選択でした。しかし、お客様は人生をかけてローンの金額を決めてご契約してくださっています。それを私たちの都合で簡単に変えるわけにはいかない、というポリシーがあったからです。

今後の世界情勢がどうなるかは誰にも予測できません。
本当に会社の体力を超えるような異常事態が起きれば、正直にお客様にご相談せざるを得ない局面が来るかもしれません。
ですが、私たちは長年お付き合いのある地元の問屋さんやメーカーさんと密に交渉を重ね、少しでもお客様の負担にならないよう、全力で盾となって踏ん張る覚悟を持っています。

「落ち着くまで待つ」べきか、それとも「進める」べきか?

これだけ先行きが見えないと、「今は時期が悪いから、価格が下がるまで待とう」と考える方もいらっしゃると思います。

ですが、私の結論としては、「2〜3年以内に家を建てたいと考えているなら、待つ必要はありません。計画通り進めるべき」だと考えています。

なぜなら、過去のウッドショックの時もそうでしたが、こうした世界情勢によるトラブルがいずれ解決したとしても、「一度上がってしまった建材の定価(価格)が、元のように下がることはほとんどない」からです。
メーカー側も一度上げた価格を下げることは滅多にありません。

待っている間に金利がさらに上がり、年齢を重ねてローンの返済期間が短くなってしまうリスクを考えると、「建てたい」と思った今が、やはり一番の建て時なのです。

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一緒に乗り越える「パートナー」として

世界情勢のニュースを見ると不安になることも多いかと思いますが、私たちはどんな時もお客様に都度、誠実な情報開示を行います。良いことも悪いことも、すべて正直にお伝えします。

資材の高騰に負けない、エアコン1台で年中快適に過ごせる「燃費の良い高性能な家」をつくることは、将来の光熱費リスクへの最大の防衛策でもあります。

お金のこと、時期のこと、これからの住宅価格のこと。少しでも不安や疑問があれば、いつでも私たちの個別相談会へお越しください。
皆さまの不安を安心に変えられるよう、私たちが全力でサポートさせていただきます。